ここで豊かなライフスタイルを提供し、ここから豊かなライフスタイルを提供する。すべては、ここで生まれた事を「ラッキーな出来事」にするために、港町「気仙沼」から生まれたシアトルスタイルのコーヒーショップ・・・。 その名も『アンカーコーヒー』!! そこで働くクルー(スタッフ)から、皆様に色々な情報を発信し、皆様に楽しんでいただけたら良いな~と思っております。

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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2011年06月02日

ビフォア アフター


こんにちは!専務です!寒いですねぇ、体調管理が難しい日々が続いてますが、くれぐれもご自愛ください。もともと津波で洋服を失った上に、このアメリカンサイズXXLのせいで極端に服がなくて困っています。冬の服は何とかしましたが、これからの服が・・・こまったぞぉ~~!

さて、昨日東京からの記者さん達と待ち合わせをして、プレミアム店の周りをぶらぶらしました。たまたま撮った写真が非常にわかりやすいので、震災津波ビフォアアフターということで、アップしてみます。



津波に飲まれている最中



2011年6月1日の写真


いかがでしょうか?かろうじて建っている建物も実は中がぐちゃぐちゃで、二階の床が押し上げられています。二階の天井付近まで水が上がってしまっています。

以上、現地からのリポートでした。




  


Posted by アンカーコーヒー スタッフ at 14:35Comments(6)

2011年06月01日

早い!もう6月ですね!

おはようございます。専務です。

今日は曇り空。肌寒く感じる天候です。

3月11日のあの日からもう80日以上が経過し、季節も移り変わり今日から6月です。皆様もそれぞれの6月を迎えられた事と思います。

フルセイルコーヒー3店舗のキャプテン・クルーは本当にもう奮闘中でして、毎日朝から晩まで気仙沼の2店舗の分まで頑張ってくれています。彼ら彼女らの元気や笑顔は、お客様を通して僕までほぼ毎日聞こえてくるほどです。本当により良く働いているなぁって感動しています。

市内のお菓子屋さん達、飲食店の人達、商店の人達が、瓦礫の中から再びムクムクと立ち上がり、場所を変えて復活を遂げようとしています。彼等の背中から立ち昇る熱気の中には、悲しみや絶望を背負ったものの本当に強い熱が発せられています。一人一人が大きなドラマを背負い、それでもこの瓦礫の街で立ち上がろうとしています。本当に街全体で、東北全体で、日本全体でこの行為をただの商行為としてだけ捕らえるのではなく、日本人としての本質というか、人間のコアの部分の問題だと思っていただきたいです。昨日、僕が小さい時から慣れ親しんだ近所のお菓子屋さんのおじちゃんとおばちゃんとお話してそう思いました。大事なお店と家と家族を失ったお菓子屋さん。それでもおじちゃんとおばちゃんは強くまた立ち上がり、人生と仕事は一緒で、足元の少し前を見つめて頑張っていこうという気概を感じました。僕が彼等の立場ならとても同じように強くはいれないかも知れません。それでも、彼等は立ち上がった。

アンカーコーヒーも立ち上がります。必ず。幼い時から一緒に生きてきたこの街が、一人一人の「人」の力と「人」の強さによって立ち上がろうとしているこの時。僕も必ず立ち上がります。より強くより良くしていけるように。

先日、うちの母が待機中のクルーにスーパーマーケットで会ったそうです。「早くまた焼きドーナツ焼きたいです!」。笑顔で彼女に言われ、母の心は揺れた事でしょう。早く、急がなきゃ。もう具体的に動いて職を確保しなくちゃ。

より良いアンカーコーヒーはより良く生まれ変わるために、模索中です。皆様と一緒により良いライフスタイルを守るために。

5月31日の読売新聞に「被災者応援ファンド セキュリテ」についてアンカーコーヒーが記事になりました。とっても良くまとめていただいてありがとうございます。これからのアンカーコーヒーの動向も注視してみてくださいね。
http://otona.yomiuri.co.jp/news/news110531_05.htm

では、みなさん今日もハッピーでより良い一日を!!

  


Posted by アンカーコーヒー スタッフ at 08:55Comments(0)